先日のマキノ高原キャンプにおいて、夜に重大な事案がありました。
18時頃、うす暗くなってきたので、我が家のメインランタン、コールマンの639Cと言う
ケロシン(灯油)ランタンにいつものように着火儀式を行おうと、燃料圧をかける為に
ポンピングをしておりました。
10回程ポンピングしたところで、・・・ん?何か圧かかってなくね?と思い、燃料タンクの
蓋を緩めてみました。
通常タンク内に圧力がかかっていれば、「プシュー!」っと空気が
抜けるのですが、うんともすんとも言いません。
ありゃー、これは故障しておるぞ~。なんか前にどなたかのブログで見たことのある症状でした。
想定原因は①ポンプカップの潤滑油切れ、②チェックバルブの固着でしたが、メンテナンス道具を
持って来ておりません。
仕方が無いので、早々に諦め、帰ってからメンテナンスする事にしました。
キャンプで使えなかったのは残念ですが、使用前点検を怠って持って行った自分の責任です。
代替案として光量は落ちますが、ハイランダーのMK-2と言うLEDランタンを
メインランタンとしました。
1000ルーメンを謳っているのでそれなりに明るく、ダイニング用としてはなかなか
重宝しています。
キャンプは難なく乗り越えましたので、帰宅後のメンテナンスに入ります。
まずはポンプカップの注油をしてみます。
ポンプの蓋に小さい穴が開いているので、そこに注油。
因みに、本当はコールマン純正のリュブリカントと言う商品を使うのですが、ちと高いので私は
買っていません。
ダイソーの万能オイル、これを使用しています。
さて、ポンピングしてみます・・・・・ダメです。症状変わらず。
第二想定のチェクバルブの固着が怪しくなってきました。
ポンプ部分をばらします。
基本、手でくるくる回すと取れます。
この奥に見えているのがチェックバルブです。
マイナスドライバーでも外せるみたいなのですが、舐めると一発アウトらしい。
専用工具があれば不安なく外せるみたいですが、まだ、購入まで気持ちが行ってません。
この中央にボールペンの先っちょの金属ボールみたいなのがあって、ここが固着してしまうと
タンクに空気圧がかからなくなります。
ここを竹串でつついてみます。
もう一度組みなおして、点火シークエンスを行います。
まずはポンピング。おっ、圧かかってる!おそらく治っているはず。
ジェネレーター下の余熱カップに燃料用アルコールを注ぎ点火
アルコールの炎でマントルがぼんやり発光します。
燃料バルブを開けると・・・。
よっしゃー!治ったー!
何かねー、こういうのも好きなんですよね。
次はキャンプ前に点検するか、メンテナンス道具を持って行くか。
ま、しばらくはそのまま行けるでしょう♪